リズム鍼灸マッサージ院の施術例

左拇趾(足の甲)の痛み

2021-10-12

病院での診断

特になし

これまでの経過

ジャンプをしたり走ったりなどの部活をしており、練習中に痛みが出てきた。

部活は引退をしたが、歩行時でも痛みがあり進学をしても部活を続けるため痛みを無くしたいと御相談を受けました。

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鍼灸院としての診断

跳躍系の競技種目の人は膝や足首、腰など下半身に何かしらの症状が出ている方が多い傾向にあります。

特に膝や足首などの関節には衝撃も強くかかるため、定期的にケアをしておく必要があります。

今回のケースでは足の甲の痛みでしたが色々と探っていくと左のスネや腓骨筋など大きな原因となっている部分は足の甲よりも上だという事が判明しました。

スネにある前脛骨筋は膝の下から足首まで伸びてそこから拇趾の方まで伸びていきます。

前脛骨筋の緊張が強いため拇趾の部分に痛みが出ていると判断しました。

また、足の甲にある関節部分の動きも悪いことが分かりました。

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治療方針

前脛骨筋の過緊張をしっかりと緩め、関節の動きをしっかりと出す。

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治療内容

まず、前脛骨筋と腓骨筋に鍼を刺し電気を流していきます。

出力もしっかりと患者さんに確認をしながら適切な刺激を入れていきます。

電気が流れると拇趾までしっかりと動くことが確認できます。
そのまま10分ほど電気を流します。

電気が終わった後は前脛骨筋への灸頭鍼を行い、深部の筋肉をお灸の温熱刺激と鍼の刺激でジックリと緩めます。

その後は関節の動きを出すための手技を行い、局所へのお灸を行いました。

仕上げに手にパイオネックス(テープ型の鍼)を貼り施術を終わりにしました。

施術後には歩いてもジャンプをしても痛みが無く、もっと早く来ればよかったと驚いていました。

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施術回数・頻度・期間

施術回数・1回

今後は進学先でもしっかりと部活が出来るように、定期的に来院するとのお話を頂きました。

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施術後のケア

前脛骨筋のセルフケアの方法を伝えて、関節の動きのセルフケアもお伝えしました。

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