リズム鍼灸マッサージ院の施術例

逆流性食道炎・機能性ディスペプシア

2020-12-21

病院での診断

逆流性食道炎・機能性ディスペプシア

これまでの経過

食事をすると逆流する感覚と食べられなくなってくる症状が出てきて病院に行ったところ、逆流性食道炎と機能性ディスペプシアとの診断をされたとそうです。

機能性ディスペプシアとは胃の痛みや胃もたれなどの症状が慢性的に続いているにもかかわらず、採血検査や胃カメラ検査などを行ってもその原因となるような異常が特定できない病気です。

油やチョコレートなど食べたいものが食べられない状態が続いていました。

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鍼灸院としての診断

逆流性食道炎や機能性ディスペプシアのような症状があり、病院での検査で胃の異常が見当たらないとのお話もあったので、東洋医学的に施術をすることで回復を早める事を一番に考えました。

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治療方針

逆流性食道炎・機能性ディスペプシアの原因となっている内臓の状態をしっかりと整える事を一番として、体の気・血・水の状態をしっかりと検査をしてそこから導き出される異常を整える事を1番に考えました。

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治療内容

仰向けに寝てもらい、脈診・腹診・経絡検査を行なったところ胃や脾臓などの施術ポイントが絞られてきました。
胃や脾臓、その他の施術すべき経絡を整えた後に『気・血・水』の検査を行なうと気の問題が見つかったので気に対する施術も行ないました。
施術の日によって気・血・水は変化するのですがその都度の状態に合わせて施術を行なっています。

胃や脾臓・気・血・水を整えるために手足に0.12ミリの細いハリを浅く優しく刺し、しっかりと整えます。

検査結果から使うツボは変化していきますが、ハリの太さは0.12ミリで変わりません。

月に1回の施術を6回行ないました。

今では食べられなかった油を多く使った中華料理やチョコレート菓子も食べられるようになるまで回復。

逆流性の症状もディスペプシアの症状もほとんど感じない時の方が多くなっています。

胃や脾臓は西洋医学でも東洋医学でも食べたものを消化する場所です。
東洋医学の場合は食べたものから、気・血・水を作り出します。
胃や脾が弱ってしまうと消化機能が落ちたり、気血水が減ってしまいます。
それが原因として今回の症状が出てしまったと考えます。

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施術回数・頻度・期間

施術回数 6回
頻度   月に1回

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