すのさき鍼灸整骨院の施術例

足

仕事で中腰が多く、お尻を痛めた

2020.05.16

これまでの経過

本症例に関する既往歴、現病歴、家族歴なし。
品出しの仕事をしており、月末業務と棚卸が重なり残業等忙しい時間が続いた。仕事中に腰から臀部にかけて痛みを感じることが多く、日常生活では疲労が蓄積された連勤後などに感じる程度であった。ただ、いつものように休暇日に身体を休めても仕事中に痛みを感じるようになってしまい、業務の遂行がスムーズに出来なくなってきた。休暇場で休む姿を見た同僚が当院を紹介してくれた。

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鍼灸院としての診断

患部である臀部をみると梨状筋に特異的な圧痛があった。そこで、ここに鍼をするのではなく、この部をツボを使って解すように施術を考えました。

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治療方針

品出しの仕事から手から緊張が腰部に負担をかけて臀部への症状を呈する考え、梨状筋に特異的な圧痛があったことから、ここに鍼をするのではなく、この部をツボを使って解すように施術を考えました。

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治療内容

手にある腰腿点①(ツボ)に鍼をした。
(0.16mm×15mm/・セイリン社使用)
すると腰方形筋が緩んだ。臀部をみると圧痛はまだ、残っていた。
そこで腰方形筋上にある腰海(ツボ)に鍼をした。
(0.18mm×30mm/・セイリン社使用)
臀部の圧痛をみると消失していた。仕上げにハムストリングに若干の緊張が残っていたので腰部のツボ、委中を使った。
(0.18mm×30mm/・セイリン社使用)
施術後は冷えていた脚も暖かくなり、患部も緩んだ。

2回目の一週間後、経過観察のために施術日を設けた。症状は施術してから出ていないとのこと。そこで今までと同様の施術を行い、再発防止に努めた。

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施術回数・頻度・期間

2回の施術回数
週1回頻度
1週間の期間

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施術後のケア

セルフケアとして梨状筋のストレッチを指導、積極的な入浴をすすめ疲労回復と血流改善の目的をお伝えした。

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