春日鍼灸治療院の施術例

内臓

みぞおち付近の違和感、胃腸の全体的不調、肩甲骨下辺りのハリ感。

2023.02.25

病院での診断

逆流性食道炎

これまでの経過

最近になりみぞおち付近に違和感が現れた。また胃腸全体が不調になった。食欲もない。食道になんとなく不快感がある。このために時々吐き気を感じることもある。内科を受診したものの不調と不快感がなかなかなくならないので鍼灸治療を受けてみようと思い来院した。

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鍼灸院としての診断

逆流性食道炎の影響と思われる。また仕事によるストレスの影響もあると思われる

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治療方針

不定愁訴に対するフォローをして自律神経の働きを整えつつ、胃の症状に対する経穴を選択し体性-自律神経反射により症状の改善を目指す

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治療内容

鍼は不定愁訴の常用経穴に加えて消化器症状に対する経穴と胃症状に対する経穴を選穴して単鍼術にて手技をおこないました。

灸法については不定愁訴に使用する経穴に加えて胃の働きを整える経穴、みぞおち痛、食欲不振、吐き気、呑酸に対する経穴をそれぞれ選穴し施灸いたしました。

初回 みぞおち付近に違和感がある。胃腸全体が不調で食道のあるであろう部位に不快感があり時々呑酸と吐き気がある。肩甲骨の下辺りにハリ感もある。

2回目 初回の症状はあるものの、前回に比べて症状は軽くなっている。

3回目 みぞおちの違和感は、前回治療後感じることがなかった。食道の位置の不快感はまだある。肩甲骨の下辺りのハリ感もまだある。

4回目 症状はかなり回復してきている。食欲もあり、お通じもよい。肩甲骨の下辺りの症状もなくなっている

5回目 4回目より2週間後、症状はすべて消失、体調もいい状態になっている。症状が再燃したらすぐに治療するようにアドバイスさせていただき今回の治療にて終了といたしました。

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施術回数・頻度・期間

週1回の頻度で5回、約1カ月

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施術後のケア

症状が再燃した場合は直ぐに治療を再開するようにお伝えいたしました。

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