春宵堂治療院の施術例

胸

コロナ感染後遺症

2022.11.04

これまでの経過

コロナ感染後、PCR検査で陰性になっても微熱感、倦怠感、喉の痛み、違和感、頭がぼーっとして考えられない、体力が衰えたのか歩くのがゆっくりで階段などがきつい、などの症状が継続している。特に頭がぼーっとする、歩くのが遅い、などは仕事に支障を来すレベルとのこと。

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鍼灸院としての診断

元々熱がこもりやすい体質で、熱が原因の症状で通院されていた患者さんでした。風邪の後は西洋医学的に菌やウィルスが除去され完治とされても、倦怠感や咳喘息が残ることは多いのですが、コロナはそれが特に多い様です。東洋医学的には、余熱が原因となることが多いです。

この方も、余熱が原因で倦怠感、ブレインフォグ、微熱感、喉の痛みとそれに伴う咳が出ていると判断致しました。

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治療方針

施術としては、熱を漏らす方針で致しました。

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治療内容

熱をもらす施術でブレインフォグや倦怠感、微熱感は改善するものの、喉の違和感、咳に関しては改善度合いが低く、再度考察して、高熱が続いたことで汗を多量にかいた事による全身の渇きも併発していると判断して潤わせる施術に加えて、市販の漢方薬も飲んで頂きました。その結果、咳や喉の違和感も改善して行きました。

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施術回数・頻度・期間

週1回の施術で5回ほどで改善しました。ご本人も、普通の風邪で一ヶ月以上もかかることはないので、やはりコロナは普通の風邪では無い印象だ、とのことでした。

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施術後のケア

体力に自信がついてきたところで、元々やっていた運動を徐々に増やして行くことで、体調そのものも改善して行きました。(セルフケアでの運動は、体力が無い方がすると悪影響もあるので、注意が必要です。)

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