清水はり灸療院の施術例

手

全身の関節痛(5日前にコ◇ナワ〇チ〇接種)

2021.09.28

病院での診断

リウマチ?原因不明

これまでの経過

 コ◇ナワ〇チ〇を接種して5日後に発症した膝・肩・手指の関節痛は検査の結果リウマチではありませんでした。しかし、鎮痛薬も全く効かず、やがて起居動作もできなくなり、10代の息子さんの介護を受ける事態となりました。病院では「ワ〇チ〇との因果関係は不明」と言われ、途方に暮れていたところ友人に紹介されて当院に来院されました。
 病院で「ワ〇チ〇との因果関係は不明」と言われた方は多いと思います。東洋医学を頼ってみるのはどうでしょうか?

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鍼灸院としての診断

 某ワ〇チ〇は、その主成分であるmRNAがスパイクタンパク(棒ウイルスの突起物)をつくらせ、それが取り付いた細胞を免疫細胞が攻撃することで効果を発揮します。ですから、東洋医学的に免疫を司るとされる肝、そして関節との関係が深い脾とをバランスさせることで、関節の激痛に対処するという方針を立てました。

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治療方針

 上記の見立てにより、肝と脾をバランスさせる証(東洋医学的な施術方針)として肝虚脾実証と決定しました。

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治療内容

 本治法として、肝経に補法(正気を補う鍼法)、脾経に瀉法(邪気を抑える鍼法)を行い、痛みの出ている陽経にも瀉法を加えることにしました。また標治法として、複数の経絡が通っている部位の気血水を疎通させるべく軽い補瀉を加えました。

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施術回数・頻度・期間

 1回目の施術で趣旨の関節痛が半減し、肩と膝もそれに準じる効果が出ていました。最初は週2回ペースで施術しました。7回目の施術で痛みが10→1~3程度となり、日常生活も仕事も出来るようになり、以後は2~3週間に一度のペースで継続しています。

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施術後のケア

 特筆すべきものはありません。介護してくれていた10代の息子さんの腰痛も同時に施術し、二人とも良くなっていく過程で、二人ともに希望を持ってもらえるようにしました。

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