福岡美容鍼灸院canna 天神本院の施術例

頭

ニキビ

2020.07.17

これまでの経過

既往歴:20年前右大腿部手術(金具入れていた)そのせいでバランスがくずれたのか腰周りに違和感出てきた。
軽度の金属アレルギー

現病歴:ひどい時は4~5日出ない程の便秘、肩が張るような感じがあり、首からこめかみにかけての痛みも感じる。ほぼ毎日、夜中に1~2回目が覚める。また、夢も見るし覚えていること多い。
仕事終わりと朝に疲れを感じる。活動時は特に感じない。食事は不規則。水も1リットル飲むか飲まないかくらい。
ニキビは10代の頃から悩んでいる。鼻周りと顎周りに多い。

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鍼灸院としての診断

主訴であるニキビの原因は様々考えられるが、便秘と不眠が主なのではないかという見立て。仕事の忙しさや考え事の多さから自律神経が乱れ、副交感神経への切り替えがうまくいっていない。そうなると、内臓の働きも低下するため便秘に繋がる。そして、老廃物が体内に溜まってしまい肌トラブルであるニキビに繋がる。また、自律神経が乱れ、交感神経優位な状態で睡眠をとっている可能性があるため、手足の筋の方にばかり血液がいってしまい顔の方へ栄養が運ばれずに肌トラブルに繋がっている可能性も考えられる。

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治療方針

ニキビ専用の鍼で局所治療もしつつ、身体へも同時に鍼をし根本改善をしていく。鍼をうつことで血流が促進されるため、ニキビの改善が早まると考えられる。また、脳を活性化する作用もあるため自律神経も整い便秘、不眠改善が期待できる。

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治療内容

ニキビの周りへニキビ専用の鍼をする。ニキビの周りの血流を促進させ、抗炎症・鎮静効果を期待。加えてレザンパックをすることで更に抗炎症・鎮静効果が期待できるため追加。
同時に手足の自律神経を整えるツボを刺激することで、便秘・不眠改善をし根本的な原因と思われる症状へアプローチ。
鍼の刺激に慣れてきたころに、背部治療も追加。後頭部から首にかけてと腰の下の部分が凝り固まっていると副交感神経への切り替えがうまくいかないことが多い為、鍼で緩める。

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施術回数・頻度・期間

週に1回の頻度で5回続ける。鎮静、保湿のパックを毎回付けられない場合は、週に1回を10回続ける。その後は、ニキビができにくい身体作りを継続して行いたいため、月2~月1の頻度でメンテナンスを行う。

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施術後のケア

ニキビ自体を触らない・潰さないように、水を1.5~2リットル飲むように伝えた。通い方は上記の通り伝えた。
食事面でのアドバイスとして、脂質はΩ3系、Ω9系を摂取すると炎症を正常化する効果が期待できるためおすすめ。青魚、アボカド、オリーブ油など。また、胃腸を整える食材としてキムチやショウガは有効。これらと同時に摂取していくと良いのが、ビタミンB2。レバー、納豆、干しシイタケ、アーモンドなどに含まれている。しかし、ビタミン系は不足しがちの為サプリで摂取することをおすすめ。

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