北斗鍼灸院の施術例

足

不妊症

2020.01.18

病院での診断

不妊専門病院で、不妊症と診断され、体外受精中の方でした。

これまでの経過

不妊治療歴、4年。
結婚6年
今までに自然妊娠なし。
刺激系の不妊専門病院で、今までに、採卵2回、移植2回。
いずれも陰性。
その前に、タイミング、人工授精を行い、いずれも陰性。
男性不妊は無し。
AMHも問題なし。
胚盤胞にもなり、グレードも悪くはない。

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鍼灸院としての診断

初診の時に色々聞いてみると、足の冷えもあり、本人は冷えが不妊の原因と考えていました。
これはよくあることなのですが、冷えがあっても、妊娠する人は妊娠します。
妊娠しにくい人に冷え性の人が多いだけで、冷えを改善するだけでは妊娠、出産に至るケースばかりではありません。
本人に、今までの成功例の話をし、生活改善の大切さを理解してもらい、今後は、鍼治療と、生活改善をしながら、採卵移植を行ってみて、その時々で、色々考えましょうとお伝えしました。
鍼治療と、生活改善を行い、2ヶ月後に採卵をし、胚盤胞の卵が2個できました。
グレードも、今まで通りです。
グレードを気にされる方が多いのですが、グレードはあくまで見た目なのであまり気にしなくても大丈夫とお伝えしました。
グレードがいい場合は、たしかに妊娠率はいいのですが、イコール成功率ではないからです。
グレードが悪くても、うまくいくときは、うまくいくので今は、妊娠し、継続することだけ考えましょうと、よくお話しました。
結果的に一回の、移植で出産まで行かれましたが、
何が良かったのか?
それがわかれば皆さん妊娠し、出産されます。
現段階で、わかったことは、鍼治療だけでなく、生活改善が大切ということ、体外受精の場合は、病院選びも大切ということです。

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治療方針

鍼灸と生活改善を行ってもらい、再度採卵、移植と併用してもらうことにしました。

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治療内容

不妊症に必要な場所に、鍼と恩給を行い、毎回生活海鮮ができているか?確認しながら、採卵、移植と併用してもらいました。

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施術回数・頻度・期間

週に1.2回。

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施術後のケア

不妊治療は、誰でもゴールが見えないために、不安になりやすいです。
だからこそ、より正確な知識と情報を患者様にお伝えすることが大切と私は考えるので、今までの色々なケースをお話し、あまり悪いことは考えずに前向きにトライしましょうと、よく患者様にお伝えしています。

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