いぶき館鍼灸治療院の施術例
結果的に食道がんを発見した例
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胸
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背中
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女性
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40代
2023.03.03
病院での診断
肋間神経痛
これまでの経過
胸部と背部に痛みがあり、消化器内科を受診
消化器内科では、原因がわからず、肋間神経痛と診断。
当院受診歴があったため、鍼灸でなんとかならないかと来院。
消化器内科では、原因がわからず、肋間神経痛と診断。
当院受診歴があったため、鍼灸でなんとかならないかと来院。
鍼灸院としての診断
症状を確認したが、胸部と表裏の位置の背部に痛み、違和感があり、明らかに肋間神経痛ではないと判断。
圧痛はなく、前後の同じ位置に痛みが出ていることから、表面的な問題ではなく、内部の問題と考えられた。
以上の状況から、鍼灸適応ではないと判断。
消化器症状を疑ったが、すでに消化器内科は受診済みであっため、神経痛を疑い、神経内科でのMRI検査を指示した。
圧痛はなく、前後の同じ位置に痛みが出ていることから、表面的な問題ではなく、内部の問題と考えられた。
以上の状況から、鍼灸適応ではないと判断。
消化器症状を疑ったが、すでに消化器内科は受診済みであっため、神経痛を疑い、神経内科でのMRI検査を指示した。
治療方針
再検査が必要と判断。
治療内容
当院では施術せず。
施術回数・頻度・期間
神経内科にて、CT、MRI検査で頸部ヘルニアは見つかるも、胸部背部痛と関連は薄いため、再度別の消化器内科を紹介され、再検査。
内視鏡検査の結果、食道癌が発見された。
内視鏡検査の結果、食道癌が発見された。
施術後のケア
早期の発見であった為、内視鏡での手術、投薬を経て、経過観察。現在、3年経過したが、再発なし。
鍼灸院では、さまざまな症例を見るが、この様に鍼灸適応例ではない症例もご相談に来られることがあり、その際に適切に次の対応を指導するのも鍼灸師として非常に大切な役割であると考えている。
鍼灸院では、さまざまな症例を見るが、この様に鍼灸適応例ではない症例もご相談に来られることがあり、その際に適切に次の対応を指導するのも鍼灸師として非常に大切な役割であると考えている。