いぶき館鍼灸治療院の施術例

のど

手術適応の声帯ポリープ

2023.03.01

病院での診断

手術適応の声帯ポリープ

これまでの経過

これは、私自身の事例ですが、当初、喉の違和感があり、主治医である呼吸器内科に相談したところ、耳鼻科受診を勧められ、受診
声帯ポリープがあることがわかり、手術可能な大病院へ紹介
逆流性食道炎の影響の可能性があるため、PPI(胃酸を止める薬)を3か月服薬したがポリープの拡大が認められ、手術対応となった。

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鍼灸院としての診断

3ヶ月経過したところで、西洋医学では手術以外に手がない。と1か月後に手術することが決まったため、最後に東洋医学を試してみようと思い立ちました。
この時すでに投薬は中止されており、西洋医学的なケアはない状態でした。

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治療方針

喉にかかわる肺の経絡を使用した施術を行う。

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治療内容

尺択、孔最、魚際を選び施術する
片手では鍼が打てないので、熱緩和シールを貼った上で、線香で直接熱刺激を行う。
3ヶ所を10回ほど、熱を感じる程度に刺激

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施術回数・頻度・期間

灸実施翌日に痛みがなくなり、喉が楽になったが、さすがに1回で効くことはなかろうと、その後も数日間続けて実施、
二週目あたりからは2日−3日に1回おこなった。
手術1週間前に最終検査を受けたところ、ポリープがかなり小さくなっており、医師の判断で手術が中止となった。

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施術後のケア

2ヶ月後、再度検査を受けたが、さらに瘢痕化しており、完治と診断された。

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