東洋医学サロン あかり堂 ~Garden~の施術例

捻挫・肉離れ

2020-02-13

病院での診断

足関節の捻挫・肉離れ

これまでの経過

10代の学生です。

バスケで足首を捻挫しました。患部(足首)の痛み、腫れ、歩行しにくい、内出血の症状がありました。

レントゲンでは「骨には異常なし」との診断で、湿布のみの処方。
痛いなら、痛み止めと筋弛緩剤を出すと言われたが、そこまで痛くないのでもらわずに帰宅。

*以降、捻挫について書きますが、肉離れも大体同じ治療内容です

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鍼灸院としての診断

体質は肺虚証。「スポーツマン」タイプ。
足首の捻挫は、生活の中でよくありますが、骨折に比べてきちんと治している方が少ないのが現状です。また、整形外科に行っても、軽いと湿布、ひどいと簡易固定がメインの方法ですので、伸びた靱帯を積極的にフォローする方法として鍼灸師がアプローチします。

当院では、初診時にバイタルチェックを行い、脈診、腹診のほか、体組成、BMI、血圧、体温、フットプリント、酸素飽和濃度、末端の皮膚温、リンパ節の触診など、治療に必要な項目を測定します。

捻挫の症状は

・痛み
・腫れ
・むくみ
・運動困難
・全身の緊張

などが挙げられます

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治療方針

捻挫は、2大目標を持って行います

・局所(靱帯が切れたところ)
・全身(二次的障害の予防)

① 腫れを引かせる(お灸)
② 痛み緩和(特殊鍼)
③ 免疫強化(灸頭鍼)
④ 筋緊張緩和(反対足、肩)
⑤ 骨格調整(股関節)
⑥ 自律神経調整(緊張を緩める)

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治療内容

当院の施術法は以下の通り

局所の消炎→相対する関節の可動域改善→骨格を整える

【内容詳細】

① 岩盤浴(足以外の温熱)
② 局所の消炎(お灸で冷やす)
③ 漢方アロマ鍼(うっ血解除)
④ ラドン整体(股関節の位置補正)

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鍼灸師が扱う捻挫は、病院に行くほどでない、また、病院に行ったが通うほどではなかった、という状態のものが多いです。また、骨折よりは、比較的安全に治療でき、さらに古い捻挫を放置して固まってしまっている方も多いので、鍼灸と整体で対応できます。

ケガの対応は「RICE」が常識となっておりますので、それに準じて鍼灸師が出来うる限りの積極的な治療を行います。

【ケガの対応】

R(安静)・・・休みやすい自律神経調整
I(冷却)・・・お灸で冷やします
C(圧迫)・・・むくみを最小限にします
E(挙上)・・・関連筋群の疲労と可動域の調整

当院では、感染に留意しながら「骨がくっつくのを待つ」だけでなく、日常生活の早期復活を目指して積極的に治療を行っています。

当院は、鍼灸術に併用して、あらゆる手法を研究し
「速攻回復」を行なっています。

そのため
「鍼だけで何とかして欲しい」という方に加え、

「何でもいいから早く治して欲しい」という方に向いている施術です。

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施術回数・頻度・期間

施術回数:12回
頻度:週2回~2週間に1回
期間:3
か月

効果は直後に実感できる方がほとんどです。
合わせて全身の状態を同時に整えますから、効果が長持ちします。
その後は、再発予防と体調維持のために通院。

*鍼だけでは、回復に時間の掛かる症状も
他のメニューを組み合わせることで
業界最速で治しています

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施術後のケア

以下の点を指導させて頂きました

・RICEの基本事項
・松葉杖のつき方、長さの調整
・お風呂の入り方
・患部のケア
・解毒の食べ物
・お腹を温める
・靴の選び方、履き方

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