- カテゴリ
-
- ・道具
古代九鍼【こだいきゅうしん】
約二千年前の中国で治療に用いられていた9種の鍼の総称。
現在でも治療法の一環として用いられることはあるが、扱える鍼灸師は限られている。
また、鍼灸は非観血(血を意図的に出してはいけない)療法なので、現在使用禁止となっている種類の鍼もある。
九鍼は「刺入する鍼」「皮膚を破る鍼」「刺入しない鍼」の3種類に分けられる。
「刺入する鍼」
大鍼(だいしん) 関節にたまった水を出す際に使用する。
長鍼(ちょうしん) 長さ約21㎝の長い鍼。
毫鍼(ごうしん) 現在使用されている鍼の原型。
圓利鍼(えんりしん) 丸くて鋭い鍼で急激なしびれに使用する。
「皮膚を破る鍼」
鈹鍼(ひしん) 膿を出す際に使用する。寫血などに用いられる。
鋒鍼(ほうしん) 経脈の病で使用する。
鑱鍼(ざんしん) 現在の小児鍼の原型。アトピーの患者さんにも多用される。
「刺入せずに接触・摩擦する鍼」
鍉鍼(ていしん) 体の表面を刺激する。顔や目の周りに使用することが多い。
円鍼(えんしん)
<参考図:はり入門、森 秀太郎著>
開業1年以内の鍼灸院様対象
開業応援パックで
ネット集客のスタートダッシュを
支援します
しんきゅうコンパスの応援メニュー
- 応援1
- しんきゅうコンパス/しんきゅう予約の有料プランを無料で最大2ヶ月体験
- 応援2
- ネット集客を最大化するためのコツを知り尽くした 弊社専門スタッフがオンライン面談・メールで徹底サポート