NHKのTV番組で鍼灸が特集されました。 東洋医学を“科学”する ~鍼灸(しんきゅう)・漢方薬の新たな世界~東洋医学の内容、効果を解説するだけでなく、科学的な側面からもアプローチをした興味深い内容でした。 例えば、メキシコの博士(免疫学者・鍼灸師)の研究では、 ・「敗血症」において免疫細胞が破壊され炎症物質が大量に放出されるが ・足三里のツボを鍼で刺激することで ・シグナルが脳に到達し ・脳から迷走神経を伝わって副腎に辿り着き ・ドーパミンが放出されて全身を巡り炎症物質の放出が止まる ・そして、全身の炎症が抑まる というメカニズムが明らかになったということです。 メキシコの博士は、 「鍼灸はもはや東洋の神秘ではありません 科学的な裏付けをもつ治療法なのです」 と語っています。 東洋医学というものが、今後ますます現代の人々の暮らしや健康に大きく寄与していく、そんな潮流を感じる内容でした。 もしよろしければ貴院でも患者さんに、 ・世界中で鍼灸というものが広まっており ・科学的な研究も進んで来ている という事を、施術の際にお伝えしてみるのも良いかもしれません。 患者さんの鍼灸に関する理解や信頼が深まることで、治療にも良い効果が出てくるのでないかと考えております。 ぜひ、ご参考にしてみてください。どうぞよろしくお願いいたします。
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