有名な話しなので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
昔、3人のレンガ職人がいました。
3人は、村の教会を作るためにレンガを積む仕事をしていました。
そこを訪れた旅人が、レンガを一生懸命積んでいる3人の職人それぞれに質問をしました。
「あなたは今、何の仕事をしているのですか?」
1人目のレンガ職人はこう答えました。
「レンガを積む仕事だよ」
2人目のレンガ職人はこう答えました。
「教会を作っているんだよ」
3人目のレンガ職人はこう答えました。
「この村の皆が、心を癒やすために集まれる憩いの場を作っているだよ」
つまり、
1人目のレンガ職人は、「行動」を答えました。
2人目のレンガ職人は、「目的」を答えました。
3人目のレンガ職人は、「意味」を答えました。
例えば、背中の痛みを取るために貴院に来た患者さん。
背中の痛みを取るだけではなく、その患者さんが背中の痛みを気にせず仕事に集中できるようになり、患者さん自身が自分の顧客から喜んでもらって、今以上にさらに仕事のやり甲斐を感じられるようになる。
患者さんとそんなお話までできたら、その患者さんにとっての先生の施術の価値は大きいものになるのではと思います。
・主訴を改善したい理由は? ・主訴が改善したら、したいことは? ・それはなぜあなたにとって大切ですか?
などなど、主訴を基準に、周辺や裏側の意図、真意をぜひ質問してみてください。
結果的にリピート率も上がると思います。
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