2019/12/16
来院頻度の提案ポイント

今回は、患者さんへの来院頻度の提案ポイントをお伝えしたいと思います。患者さんに再来していただくためには、2つのポイントが必要かと思います。
1.施術効果を実感してもらう
2.施術計画(来院頻度の提案)に納得してもらう
「1」は、既に先生が全力で取り組んでいらっしゃると思うので、今回は「2」についてお話しします。
来院頻度の伝え方で、大切な点は2点あります。
1)他患者さんの平均値を基に話す
例えば、自律神経の不調で、新患さんが来院したとします。
これまで同じような症状の患者さんの統計(来院間隔)をもとに、「次の来院日時」を説明すると、患者さんの納得感が増します。(肩こりなら1週間後、腰痛なら10日後など。一概に症状でくくれないと思いますが、そもそも、この●日後に来てください、というお話をされていない先生もいらっしゃるため)
2)伝え方を患者さんごとに変える
平均値をもとにしながら、「○○さんの場合は、○○だからいついつにいらしてください」と、お伝えします。1)の平均値はあくまでベースであり、その上で症状が全く同じ患者さんはいないはずなので、「踏まえた上でいついつ」と伝え方を変えるだけで、納得感はより増します。
感覚的に症例ごとの来院間隔を提案していると思います。そこで、貴院の患者さんの実際の来院間隔データを見てみるのもおススメです。先生の感覚とあっているのか、それとも微妙に違うのかなど、新たな気付きがあるかもしれません。
とにかく、大切なのは「先生が施術計画に納得している」ことかと思います。
ぜひ、先生の施術のファンを増やしていってください。