2019/09/20
経営を左右する売上計上とは
増税前の回数券の駆け込み購入需要があるかもしれません。
患者さんにとっては、8%のうちに買っておきたいというニーズがあるかと思います。
回数券は、購入時は患者さんには8%で販売しても、消化段階(10月以降消化)では税率10%になるため、2%は院側の負担になる点、要注意です。
もちろん、それをわかって9月中に販売するのは問題ないと思います。
上記は、回数券の売上計上のタイミングによっても話しが変わってきます。
ここは今度は「節税」と「財務・会計」の話しにもなってきます。
回数券の売上計上を以下のどちらにするかということですね。
・購入時に計上
・消化時に計上
かくいう当社も、3年前くらいまで購入時の計上していました。しかし、途中で消化時の計上に切り替えました。(当然売上ががくっと下がったように見えるので、金融機関への説明は丁寧に行いました)
購入時に計上すると、当然税金の支払いも前倒しになりますので、その分キャッシュフローが悪化します。
消化時の計上にして、購入時は預り金としてBSに計上するのがベストかなと思っています。経営の健全化にもなりますし、節税にもなります。
もしわからないようでしたら、ご説明しますので、いつでもお問い合わせください。
※鍼の在庫を数か月分まとめて購入しておく院さんも多いかと思いますが、メーカーさん・卸さんの在庫もあるかと思いますので、お早目の発注をおススメします。