2019/08/05
患者さんの「電話離れ」は本当か
電話での予約と、ネットからの予約、どちらが楽ですか?
お一人で院運営をされている、受付スタッフがいるなど、環境によって答えは違うと思います。
施術中に電話が掛かってくると、手を止めなくてはいけない、または折り返さないといけないということを考え、ネット予約を導入される先生が多い印象です。
電話で予約を受けるメリットもありますよね。
私たちが先生がたとお話しする中で、お聞きする電話予約のメリットは下記の3つが多いです。
1)患者さんの人柄がわかるから安心
2)「良くなりたい」という本気度がわかる
3)事前に症状を把握することで、施術の準備ができる
一方で、患者さんの中には「電話が苦手」な人が一定数いるというデータがあるんです。
総務省によると、2001年から2015年にかけて、通信回数(電話回数)が64%も減っているそうです。
[ 参考 ]
この結果は、電話という行為が日常的なものではなくなりつつあることの裏付けと言えるかもしれません。
受療率5%という鍼灸に対して、非日常的な行動をお願いするのはハードルが高いのではないでしょうか。
昨今、一人一台スマホを所持する時代ですので、「ネットで予約する」流れはますます加速していくかと思います。
ネット予約を導入すると、患者さんは、電車の中でも、仕事中でも、深夜でも予約ができるようになります。
予約数の向上が期待できますので、ネット予約の導入に興味ある先生はぜひご相談ください。