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発達障害の鍼灸・針治療法、症状・原因別の
対処方法解説

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    発達障害とは子供が発達していく過程のどこかであらわれる障害のことをいいます。発達障害にはさまざまな種類があり、それぞれ症状が異なります。発達障害と診断される症状と、鍼灸治療が発達障害に貢献できることについて説明します。

    【発達障害の症状】

    一口に発達障害といっても自閉症やアスペルガー症候群などの広汎性発達障害もあれば、ADHD(注意欠陥・多動障害)、学習障害、協調障害、てんかんなどもあります。それぞれの症状の特徴を簡単に説明します。

     

    (1)広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群など)

    視線が合わない、ことばが出ない、人のまねをしない、ひとり遊びが好き、物の順序や行動、遊びなどに異常にこだわる、突然泣き出したり笑い出したりする。

     

    (2)ADHD:注意欠陥・多動障害

    注意力や集中力が続かない、極端にそわそわとして落ち着きがない、カッとなりやすい。

     

    (3)学習障害

    書く、話す、聞く、読む、計算するといった能力のうち、特定のものができない。

     

    (4)協調障害

    手や足を思うように動かせず、日常的な動作に支障が出てしまう。

     

    (5)てんかん

    脳の神経細胞が興奮するために起こす発作で、全身のけいれん、意識がなくなる欠伸発作、異常な行動を起こすなどの症状が見られる。

     

    【発達障害の原因】

    発達障害のなかで自閉症やアスペルガー症候群は遺伝子異常や染色体異常といった先天的(遺伝的)要因が強いとされ、学習障害は脳の機能異常のほか、目や耳の問題、環境的な要因など複数の原因が疑われます。

     

    このように発達障害の原因は症状によってさまざまですが、よくあげられるものに「遺伝」「発育環境(虐待、ネグレクトなど)」「社会との関係」「偶然の出来事や出会い(トラウマなど)」などがあります。

     

    【発達障害の治療法】

    発達障害の治療は「療育」というリハビリテーションが中心になります。療育以外の治療法には栄養療法や心理療法があり、鍼灸治療も効果的です。鍼灸の治療で用いられるツボには「百会(ひゃくえ)」、「前頂(ぜんちょう)」、「後頂(ごちょう)」などがあります。

     

    百会・・・

    頭のてっぺんにあるツボ

     

    前頂・・・

    額の髪の生え際の真ん中から、親指の幅3本分半分後ろにあるツボ

     

    後頂・・・

    頭のてっぺんにある百会から親指の幅1本分後ろにあるツボ

     

    【発達障害に期待できる鍼灸治療の効果】

    百会は指圧や鍼治療などによく用いられる応用範囲の広いツボです。このツボを刺激することでさまざまな病気を治療することができますが、発達障害の治療にも用いられることがあります。前頂と後頂は頭頂部の痛みやこわばり、寒け、めまい、不眠症などによく用いられるツボです。てんかんなど発達障害の治療に用いられることもあります。

    発達障害のコラム一覧

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