鍼灸院・美容鍼サロン 口コミサイト『しんきゅうコンパス』

しんきゅうコンパスガイド難聴・耳鳴り

脳脊髄液の滞りから起きる難聴について

投稿日:2019/06/20 投稿者:さいとう難聴鍼灸院(コラム投稿数:823件)

 

突発性難聴専門 さいとう難聴鍼灸院です。

 

 

突発性難聴の詳しい原因や病態は解明されていませんが、有力な原因説のひとつとして内耳の有毛細胞が酸欠を起こして衰弱したことが原因である、という内耳循環障害説があります。

 

 

有毛細胞は音の振動を電気信号に変換する際、大量の酸素をエネルギー源として消費します。しかし、何らかの原因によって内耳の血流に異常が起き、有毛細胞が血流不足による酸欠を起こすと衰弱し、電気信号を脳に送れなくなります。

 

 

それによって難聴が出現すると考えられています。

 

 

図引用 https://www.hosoda-cl.com/ear/315/

 

 

 そのため、耳鼻科では酸欠を起こして衰弱している有毛細胞が死滅する前に、修復させるための治療としてステロイドや高気圧酸素療法などを行います。

 

 

 

こうした治療で有毛細胞が修復されれば、再び電気信号を脳に送ることができるようになって聴力が回復する、という考えです。

 

 

図引用 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/117/1/117_62/_pdf

 

 

 

しかし実際には、難聴という病態は単に有毛細胞の修復を行っただけでは、聴力が回復しないことが多々あります。

 

 

それは、有毛細胞の「動き」が低下しているからです。

 

 

 

有毛細胞は蝸牛の内リンパに整列しています。内リンパには内リンパ液が循環し、有毛細胞は内リンパ液の流れに合わせて「動く」ことで音の振動を電気信号に変換する能力を発揮します。

 

 

図引用  http://www.nanchou.jp/mottomotto.html

 

 

つまり、有毛細胞の「動き」が低下すると電気信号に変換できないため、難聴が起きるということです。

 

 

ですから、難聴治療において重要なことは、衰弱している有毛細胞の修復と合わせ、有毛細胞の「動き」を回復させることなのです。

 

 

 

 

では、有毛細胞の「動き」はなぜ低下してしまうのか。どうすれば動きの改善ができるのか。

 

 

 

有毛細胞はそれ自体が動くわけではなく、内リンパ液の流れに従っています。ですから、内リンパ液の循環に異常が起きると有毛細胞の「動き」も異常をきたすことになります。

 

 

 

内リンパ液というのは、血液由来の体液ではなく、その大本は脳脊髄液からできています。

 

 

脳脊髄液は頭蓋内で産生され、中枢神経の保護と酸素供給に関与し、また内リンパに流れ込むことで内リンパ液となる重要な体液です。

 

 

図引用  http://craniobio-seitai.com/cfs.html

 

 

 

脳脊髄液は頭蓋骨を用いた脳の呼吸である、一次呼吸によって循環(分泌)しています。

よく突発性難聴の原因がストレスだといわれますが、強いストレスが長期間加わると頭蓋骨の縫合が歪み、一次呼吸が乱れます。

 

 

すると、脳脊髄液が正しく循環されず、下流の内リンパ液の流れも狂ってしまい、結果的に有毛細胞の動きを低下させる原因となります。

 

 

図引用 http://tokunaga-jiritsu.com/backnumber/b120413.html

 

 

 

ですから、有毛細胞の「動き」を回復させるためには、頭蓋骨の縫合を矯正し、一次呼吸を整える施術が必須となります。

 

 

この考え方は一般的な耳鼻科や鍼灸院にはない概念であり、頭蓋調整による脳脊髄液調整を専門に行う治療家しか扱うことができません。

 

 

また、単に一次呼吸を正常化させたとしても、有毛細胞の衰弱を回復させる治療を行わなければ、本来の効果を発揮させることもできません。

 

 

 

当院では、有毛細胞自体の修復治療と、動きの修正、この二つを同時に行うことで、他院では対処ができない難聴を専門的に扱うことができるのです。

難聴・耳鳴りの他の他コラムを読む

疾患コラムを探す

頭と目、顔のお悩み

首・肩・腕のお悩み

足と腰のお悩み

内臓のお悩み

美容のお悩み

婦人科系のお悩み

全身のお悩み

お子様のお悩み

妊娠中・産後のお悩み

スポーツによるお悩み

鍼灸コラムを探す

鍼灸の基本

鍼灸の四方山

鍼灸師