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めまいとふらつきの症例

投稿日:2019/06/05 投稿者:ぐっさんのビタミン鍼灸院接骨院(コラム投稿数:198件)

こんにちは😃新ノ口駅から徒歩5分で鍼灸接骨院と漢方薬店を営んでる、ぐっさんです。

 

今日は、婦人科の漢方症例を書きたいと思います。

 

患者の年齢が40代女性です。

 

不妊治療を行っていたが、1年前に流産をしてそれ以降から、めまいや耳鳴りなどの症状が酷くなっていると当院に来院されました。

 

現在は、半年間生理も止まっています。

 

当院に来られる前に近所では有名な子宝の漢方薬局に通われていましたが、費用面だけが高すぎて、あまり体調の変化はみられなかったとの事です。

 

他の症状として、便秘、多汗症、アザなどがあり、胃もたれなどの症と腰痛と肩凝りを訴えられています。

 

これらをもとに考えた結果、金匱要略の婦人雑病のところが適切でないかと考えました。

 

診方によっては、婦人産後病と捉える事ができますので、そこは、参考までにしておいくださいね。

 

婦人雑病のどこを参考にしたかといいますと、8条の条のところに「…經水斷絶…引腰背…奄忽(突然)眩冒狀(耳鳴り、難聴、めまい等)厥癫(手足が冷たくなって倒れる病)或有憂惨(うれい)悲傷(悲しみ)多嗔(怒り)此皆帶下非有鬼神…」

 

何がいいかといいますと、すべては、帯下に原因があって、鬼神がいるわけでもないですという意味です。

 

8条を参考にして、9条の温経湯を使おうと判断しました。

 

3日目患者さんからメールで連絡があり、飲んだら吐きそうになって2日目は服用したが3日目は体が拒絶して服用できなかったと連絡がありました。

 

詳しく電話で内容を確認したところ、主訴のめまいと耳鳴りが無くなってご飯も食べれるようになったが、漢方を飲んだ後から気持ち悪くなって吐きそうになるとの事です。

 

処方自体は間違っているわけでないですが、温経湯の呉茉萸(ごしゅゆ)が急激に胃を温めた事よって症状がでたのではないかと考えました。

 

通常、エキス剤ではあまりみかけませんが、今回は、最初から煎じ薬を使った事も1つの要因ではないかと想像できます。

 

患者さんには、煎じ薬の半量で最初はやってみるか、エキス剤でやるかを提案したところ、煎じ薬の半量でやりたいとの事でした。

 

一見すると誤治のようにみられがちですが、瞑眩(めんげん…好転反応)で症状がでたという、非常に勉強になる症例でした。

 

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