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慢性の痛み…原因は何?

投稿日:2019/05/23 投稿者:星空散歩治療院(コラム投稿数:41件)

慢性の痛みでお悩みの方は、たくさんいらっしゃいます。

腰痛や、しびれを伴う坐骨神経痛などでは、何十年という単位で痛みに苦しめられている方もザラです。

 

腰の手術を3回もしたのに、痛みが治らない。

MRI検査をしても大きな病変は見つからなかったのに、痛みが続いている…。

 

どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。

 

一説には、痛みが脳に深く刻み込まれてしまっている、ということがあるようです。

 

包丁で指を切った場面を想定すると、まず皮膚にある痛みのセンサーに刺激が入り、その刺激が感覚神経を伝わって脊髄に到達し、痛みの情報が脊髄を上にのぼっていき、脳に到達したところで初めて「痛い!」と感じます。

 

痛みは、患部が発しているように感じますが、実は脳が発しているのです。

腰痛を引き起こす筋肉の痛みや、内臓の痛みなどもルートは同じで、最終的には情報が脳に到達します。

 

このため、脳の状態によって、痛みの感覚が変化することもよくあります。

 

なにかに熱中しているときは痛みを感じなかったり、ストレスが高まっているときは普段よりも痛みを強く感じたり、暑い日よりも寒い日のほうが痛みを強く感じたり、女性は月経前に痛みの感覚が鋭くなったりします。

 

また、痛みは記憶とも結びついています。

交通事故で大ケガをした経験から車を運転できなくなったり、スキーの転倒でケガした経験から、スキーをしようとすると無意識に身体が強ばってしまう、というようなこともよく起こります。

切断して今はない腕や脚などに痛みの感覚を感じることもあり、幻肢痛といわれます。

 

腰が痛いときは、またズキッと痛みが走るのではないかと思うと、腰を動かすのが怖くなるかもしれません。無意識に痛みのある腰を庇うために、さらに筋肉が強ばったり、全身のバランスが崩れて、痛みが取れづらくなることもあるでしょう。

 

このような状態で慢性化した腰痛を感じ続けていると、痛みの記憶が脳に深く刻み込まれてしまいます。

 

脳の腰痛を知覚する部位が興奮し続けていると、たとえ腰の患部が治っていても、痛みを感じ続ける可能性があります。

治療すべきなのは、患部ではなく、脳かもしれないのです。

 

慢性の腰痛があり、腰を動かすのが怖い方も、できれば医療スタッフの指導のもと、少しずつでも動かしてみてはいかがでしょうか。

最初は痛みが走ったり、運動後に痛みが増すことがあるかもしれません。それでも諦めずに、極力リラックスした状態で身体を動かし、慣らしていきます。

「ここまで曲げられた」「こんな動かし方ができた」という成功体験を少しずつ積み重ねていくことで、身体を動かすことに対する恐怖感を乗り越えましょう。

リラックスして身体を動かせるようになると、筋肉の血行も良くなり、痛みの緩和にもつながります。

 

成功体験によって脳を教育し直し、痛みを克服するための好循環にもっていきませんか。

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