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耳鳴りに対する交感神経節抑制テクニック

投稿日:2019/05/19 投稿者:さいとう難聴鍼灸院(コラム投稿数:802件)

 

突発性難聴専門 さいとう難聴鍼灸院です。

 

 

耳鼻科では原因不明とされる耳鳴りですが、原因不明とは耳鳴りを起こす「原因がない」のではなく、あくまで「検査では異常を発見できない」という意味です。

 

 

耳鳴りを起こす原因が確定できれば治療ができますが、異常個所を発見できなければ治療ができない、というのが一般的な西洋医学の考え方です。

 

 

 

耳鳴りを起こす原因が発見できないのに、なぜ耳鳴りが消えないのか?

 

検査では異常がない耳鳴りを、生理的耳鳴りと表現します。

 

 

これは、鼓膜の振動はつねに空気によって起きており、空気の音の情報を脳に送っていますが、脳は生理現象であるその音をいちいち認識する必要がないため、通常は耳鳴りがしてもすぐに消えるし、苦痛には感じないものです。

 

 

それを一般的には生理的耳鳴りと表現しています。

 

 

 

しかし、異常がなくとも苦痛に感じるということは、なにかしらの音を聞く仕組みのどこかに何かの異常が起きている可能性が高いと考えられます。

 

 

 図引用  http://morimoto-ent.jp/doctorblog/839.html

 

 

 

音を最終的に認識するのは、脳の聴覚野です。

 

脳は電気信号を受信し、そこで情報を処理することで音として認識します。

 

この脳の電気信号の受信ミスや、情報処理のミスが、雑音を発生させる耳鳴りの原因のひとつであると考えられます。

 

 

 

検査をしても異常がない、耳鳴りを引き起こす明確な原因がない(突発性難聴などではない)場合、それは感音器官の機能的な異常であり、情報の最終処理場である脳の機能異常である可能性が高いことになります。

 

 

図引用 https://www.cloudseitai.com/column/column-290/

 

 

 

なぜ、脳で電気信号の処理異常が起きてしまうのか?

 

 耳鳴り患者さんの特徴として圧倒的に多いのが、日常的に強いストレスを感じているということです。

 

ストレスとは肉体的にも精神的にも負荷がかかっている状態で、圧力が体から抜けない状態が続いています。

 

 

圧力は上半身へと登り、本来であれば顎と耳から圧力は抜けるとされています。しかし、我慢強いタイプの方や、なかなかリラックスすることができない方の場合、圧力を逃がすことができずに体内に圧力をとどめてしまいます。

 

 

すると、その圧力が脳(頭蓋骨)へ加わり、脳の電気系統の機能を狂わせ自律神経の働きを乱します。

 

 

 図引用 https://nyanyamaru.com

 

 

 自律神経は交感神経と副交感神経からなり、両者は相克関係をとることで内臓機能を調節しています。

しかし、ストレスによって交感神経が過剰に亢進することで自律神経のバランスが崩れると、内臓の機能調整ができずに全身に様々な異常症状が出現します。

 

 

これが自律神経失調症で、耳鳴りもその一つであるとされています。

 

 

 

交感神経は脳の興奮を起こし、刺激に対して過剰に反応する状態を作り出します。その結果、不要な雑音まで聞き取ってしまうために耳鳴りが起きると考えられます。

 

 

ですから、脳の興奮から起きる耳鳴りの解消のためには大本であるストレスを除くことはもちろんですが、自律神経の機能異常を正常化させるために交感神経の興奮を沈めることが必須となります。

 

 

交感神経を抑制することで副交感神経とのバランスが整えば、自律神経は正常に作用し脳の過剰興奮も解除されやすくなるわけです。

 

 

では、どうするか。

 

 

 

 http://fujisawahifuka.com/handou.html

 

 

上図の赤丸部分が、交感神経の根元である交感神経節です。ここを刺激することで交感神経の興奮を抑制することができます。

 

 

簡単な方法としては、この部分に家庭用の赤外線温熱器を当てることです。

 

赤外線は皮膚の透過作用があるため、皮膚の下にある交感神経節(星状神経節)に熱刺激を与え、その機能を抑制することができます。

 

 

 

赤外線を当てる時間は1分弱くらいで十分です。

 

やけどしないように注意して、温熱刺激を与えることで交感神経を抑制し、副交感神経優位でリラックス状態にさせることができます。

 

 

これをセルフケアとして日常的に行うことで、耳鳴りの解消につながりやすくなります。

 

 

あくまでセルフケアですから、治療の補助ですが、やってみてください。

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