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有毛細胞の修復に必要なこと

投稿日:2019/04/26 投稿者:突発性難聴専門 さいとう難聴鍼灸院(コラム投稿数:782件)

突発性難聴専門 さいとう難聴鍼灸院です。

 

 突発性難聴は原因不明の感音性難聴です。

いつ、だれにでも、突然原因もなく発症する可能性のある難病で、有効な治療法も予防法もありません。

 

図引用 https://www.hosoda-cl.com/ear/315/

 

 

 

一度低下した聴力が回復することは難しく、発症初期からの適切な治療が予後を左右するといえます。

 

 図引用 https://www.nihonkohden.co.jp/ippan/audio/hearing.html

 

 

 

 

 

 

 

突発性難聴の詳しい原因は不明ですが、有力な説に

①内耳循環障害説

②ウイルス感染説

が挙げられます。

 

 

内耳の蝸牛には有毛細胞があります。

有毛細胞は音の振動を電気信号に変換し、脳へと信号を送ることで聴力が作られます。

 

 

突発性難聴は、この有毛細胞が内耳循環障害=有毛細胞の酸欠か、あるいは有毛細胞へのウイルス感染によって起きると考えられています。

 

 

図引用 https://www.kango-roo.com/sn/k/view/1926

 

 

 有毛細胞は完全に破壊された場合、二度と再生することはありません。したがって、突発性難聴の治療の目的は、有毛細胞が死滅する前に修復させることです。

 

 

酸欠にしろ、ウイルス感染にしろ、有毛細胞は時間経過とともに破壊が進み、修復が困難だと考えられています。

突発性難聴治療ガイドラインでは、発症直後のステロイド投与、および早期の高気圧酸素療法を推奨しています。

 

 

これは、有毛細胞は音の振動を電気信号に変換する際に大量の酸素をエネルギー源として用いるため、修復においても酸素を必要とするからです。

 

 

図引用 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/117/1/117_62/_pdf

 

 

 

 耳鼻科で行われる突発性難聴の治療は、

・ステロイド点滴

・鼓室内ステロイド注射

・高気圧酸素療法

・混合ガス

・星状神経節ブロック注射

・ビタミン剤や利尿剤

 

などです。

 

これらは衰弱している有毛細胞に、修復に必要な酸素を送り込むための手段として、血流の改善を目的として行われています。

 

理論上はこれらの治療で有毛細胞は修復されるはずです。

 

 

しかしなぜ、突発性難聴治療ガイドラインに沿った治療を早期から行っても、実際は聴力が回復しないことが多いのか?

 

 

 

有毛細胞の修復のためにもっとも必要なこと、それは体内の老廃物を捨てることです。

 

 

酸素を運ぶのは血液ですが、その血液に老廃物が多く、酸素運搬能力が低下している状態では、どんなに理論上有効な治療を行っても効果を発揮させることは困難です。

 

 

血液の老廃物をオ血といいます。これは酸素運搬能力が低下している古い血液で、この状態では酸素を内耳へ運ぶことは困難です。

 

 

また、内耳周辺にオ血が溜まっている場合、今度は有毛細胞が老廃物だらけのために酸素を受け取ることができにくくなります。

 

 

カッピングで矢印部分の翳風穴を吸ったとき、赤黒い痕が着く場合は内耳周辺にオ血が多いことを意味します。

この状態ではどんなに酸素を多く含んだ血液を送ろうとも、有毛細胞が酸素を受け取ることは困難です。

 

 

 

このように、オ血という老廃物をまず捨てること。これを行わなければ有毛細胞の修復は難しいと言えます。

 

 

そして残念ながら、一般的な耳鼻科にはこういう考え方がないため、ただ有効だとされる治療をそのまま行うだけですので、だから効果が発揮されにくいのです。

 

 

 

難聴の改善のためには有毛細胞の修復が必要で、そのためには全身の状態を改善させることが必須となるのです。

 

 

 

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