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腰は腎の府を為す

投稿日:2018/10/18 投稿者:帰来堂鍼灸療院(コラム投稿数:12件)

はりきゅうの効用~腰痛

§腰痛

腰痛は肩こりと並んで、鍼灸院で最もよく見られる症状です。

実際、肩こりと腰痛を一緒に治療することもよくあります。肩と腰はそれだけ負担がかかり、疲労がたまりやすいということでしょう。

 

§腰は人体の要

「腰」という漢字は、月+要で成り立っています。

月は「にくづき」という偏で、「肉」から転じたものです。“Fly Me to the Moon”の月ではありません。

「にくづき」は「腹」「脚」「腎」など、身体に関連する文字を作ります。

腰はにくづき+要ですから、からだの要と言ってもよいでしょう。

 

「腰くだけ」「腰が弱い」という表現があります。

「腰くだけ」とは、元は相撲の用語だそうですが、転じて『物事が中途でだめになり、あとが続かなくなること』という意味で、「計画が腰砕けに終わる」のように用いられます。

 

「腰が弱い」は、文字通り腰痛になりやすい場合に使うことの方が多いようにも思いますが、『弱気である』『粘りけがない。弾力性がなくもろい。』という意味を持ちます。「腰が弱い交渉」のように用いますが、うどんの「腰」もここからきています。(コトバンク、デジタル大辞泉より)

 

§腰為腎之府:腰は腎の府を為す

東洋医学では『腰為腎之府』といいます。

「こしはじんのふとなす」と読みます。

「府」とは「集まるところ」「宝物をしまう建物」という意味がありますので、『腰為腎之府』とは「腰は腎の氣が集まっている場所」ということだと思います。

 

鍼灸医学における腎は五臓六腑の一つで、両親から受け継いだ生命エネルギーを蓄えるところです。

生命エネルギーがしっかりしていれば、目標をしっかりと定め、困難なことがあってもめげずに最後までやり通すことができます。

 

腰は腎の氣と関係が深い部位です。

腰がくだけてしまうと、物事を投げ出してしまいますし、腰が弱いと気を強く持って自分の意志を貫き通すことはできないでしょう。

腰は「腎の居場所」であることから「人体のかなめ」と言えるのです。

 

実際、腰が痛くなる場合、冷えや過労によって腎の働きが弱ってしまっていることが多くあります。

 

鍼灸治療においては、腰痛の治療では必ず腎の状態をチェックして施術を進めていきます。

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