しんきゅうコンパスガイド自律神経失調症
激ヤバ!熱中症の後遺症①
投稿日:2018/08/16 投稿者:調布市国領自律神経ケアから腰痛治療まで三華堂(さんかどう)鍼灸整骨院(コラム投稿数:10件)
今年は過去最高の高温を記録する日が続いています。2018年のコミケが8/10から三日間にわたって開催されましたが、こういった同人系イベントでは行列になり、会場入りできるのに1時間から2時間待たされることも珍しくありません。熱中症にかかってしまった人も多かったのではないでしょうか。
そして、熱中症の症状といえば、体温が上がり気持ち悪くなってフラフラして、そして動けなくなる、くらいの事が起きることはメディアの情報から大体の人が知っていると思います。
さて、皆様、それでは熱中症には後遺症がある事はご存知でしょうか。実は僕は知りませんでした。熱中症というとその場で体温が高くなって冷やしてゆっくりしていればいいのかと思っていましたが、とんでもございません。
実はその後も長く症状が残る事も珍しくないのです。今回はそんな熱中症の後遺症に関してご紹介していきましょう。
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熱中症の初動、ここが分かれ目
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熱中症には初期症状として、足のつり感や頭痛、吐き気等があります。そして発熱がはじまり、40度近くまで高温状態になります。
さて、この段階で熱中症だと気づく人は実は少ないです。ちょっと暑いなくらいで風邪なのかもしれない、程度の認識です。もしくは熱中症になる状態なので疲れるような作業をしているため、作業による疲れなのかな?と勘違いされる事があります。
しかし、発熱段階で既に熱中症になっているので早急に措置が必要です。とにかく体を冷やすして、早い段階で発熱を抑えないといけません。
急速に、かつ高度な発熱が数時間続いた時点で病院受診をお勧めします。発熱により体の中の筋肉や内臓にダメージが蓄積し、血液の質が落ちてきます。この状態が長く続けば続くほど、体に深刻なダメージが残り、長く後遺症に苦しむことになるでしょう。
熱中症の初動対策はその後を分ける大切な処置なので、恥ずかしがらず出来る事を行いましょう。
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40度を超える熱中症の状態はかなりヤバめ
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体内が40度を超えると以下の状態になる可能性が飛躍的に上がります。
①横紋筋融解症
②DIC
③高K血症
④腎不全
⑤代謝性アシドーシス、
⑥肝不全などがあり、時として致死的な場合もある。
特に高熱になった場合筋肉がダメージを受け発生する横紋筋融解症状が出やすくなります。詳しく解説してくれているサイトがあるので、一度ご確認ください→横紋筋融解症について
とにかく、発熱した段階での処置が大切です。40度まで体温が上昇するまで放置しない様に気を付けましょう。
それでは次回は熱中症の後遺症に関して記していきます。
ではまた!
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