鍼灸院・美容鍼サロン 口コミサイト『しんきゅうコンパス』

しんきゅうコンパスガイド腰痛

患部に直接鍼を刺さない理由②

投稿日:2018/06/14 投稿者:わかば鍼灸院(コラム投稿数:7件)

 

当院の治療ではなぜ痛いところに鍼を直接刺さないのか。
その理由を2回に分けてお伝えしています。

 
前回は身体の認識の仕方についてご説明しました。
後編の今回は、その考え方を土台にしていよいよ本題に入りましょう。
 

身体はいくつもの張力に支えられ、そしてそれらが伸縮することで動作を構成します。
たくさんの張力のなかの釣り合う2点、前回はA点とB点という組み合わせを例にお話を進めました。


では、その2点の釣り合いのなかで、例えばA点ばかりが緊張をし続けたらどうなるかをご想像ください。

緊張のクセがついてしまい、その緊張が抜けなくなってしまうこともあるはずです。

そうなったとき、A点も痛むかもしれませんが、それ以上に痛みを感じるのは、実は引っ張られているB点なのです。

 

強く収縮するA点のせいで、B点が本来の定位置から無理やり引き剥がされようとしているイメージを思い描いてください。

なんとなく痛そうな感じがおわかりいただけると思います。

わからない、という方は、いまこの場で髪の毛を一本引っ張ってみるのもいいかもしれません。

 

冗談はさておき、そんなときに痛みを感じているB点に鍼を刺しても、一時的に鎮痛作用で楽になることはあっても、しばらくすればすぐに痛みが出てきてしまうのは、当然のことなのです。

B点を引っ張り続けているA点の収縮はまだ解かれてはいないのですから。

 
さあ、明らかになってきました。

皆さんが不調を感じ、痛みなどを訴えるのがB点ですが、そもそもその不調を作り出しているのは、過緊張が見られるA点である、ということです。


だから、当院ではそのA点にあたる不調の原因を見つけ出し、そこに鍼を刺します。

 
A点は、患部そのものであるB点から見ると、程度の差はあれ離れたところにあります。

そして、収縮を続けているA点に鍼を刺し過緊張を緩めることで、A点とB点の間の張力を正常にするのです。

正常な張力が取り戻されればB点は引っ張られなくなり、痛みも無くなるというわけです。

 
当院の施術で、例えば腰痛の患者様に対して、まったく離れたふくらはぎなどに鍼を刺し明らかな改善を実感していただいております。

腰には一本も鍼を刺さずに効果を出す、ということで驚かれたり不思議がられることも多いのですが、その理由にご納得がいただけたのではないでしょうか。

 
わかば鍼灸院では、入念なカウンセリングとお体の観察で本当の原因点を探り出し、鍼の本数ができるだけ少ない施術を心がけております。

 ご自分のお身体に真剣に向かい合いたい方は、まずはご連絡ください。

「しんきゅうコンパス」を見て…と電話で、お伝えください。

腰痛の他の他コラムを読む

疾患コラムを探す

頭と目、顔のお悩み

首・肩・腕のお悩み

足と腰のお悩み

内臓のお悩み

美容のお悩み

婦人科系のお悩み

全身のお悩み

お子様のお悩み

妊娠中・産後のお悩み

スポーツによるお悩み

鍼灸コラムを探す

鍼灸の基本

鍼灸の四方山

鍼灸師