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腎虚が難聴の原因だと言われる理由

投稿日:2018/02/25 投稿者:片耳難聴専門 さいとう難聴鍼灸院(コラム投稿数:576件)

こんにちは。

 

日本最高水準の耳鼻科・神尾記念病院で治らなった患者が当院に来院することから、「営業妨害」だと妬みのクレームが来る難聴専門鍼灸院。

 

突発性難聴専門 斉藤鍼灸院です。

 

 

 

 

難聴といってもいろいろな病態や原因があるのに、鍼灸院に行くとまず言われるのが「腎虚」だというものです。

 

 

 

腎虚とは、生命力の根本である腎機能が低下した状態のこと。

 

 

 

 

腎機能は腎臓の泌尿器系のみならず、生殖器や目、耳、骨、関節などをつかさどっています。

 

 

 

ですから、腎虚ということは耳にも異常が起きますよ、ということになります。

 

 

 

 

しかしこれではあまりにザックリしていてわかりづらいので、今回は腎虚がなぜ難聴とつながるのかを説明していきます。

 

 

 

 

 

そもそも難聴とはなにかということが重要です。

 

 

 

 

 

腎=耳といいますが、東洋医学では

 

外耳=肺

中耳=脾(消化器)

内耳=腎

鼓膜=肝

音質=心

 

と分かれています。

 

 

上記表から言えば、腎虚と関係するのは内耳です。

 

 

 

しかし、腎のつかさどるものに脳も含みます。

 

 

つまり、腎虚と関係する難聴は、内耳と脳の異常から起きる感音性難聴だということになります。

 

 

 

外耳と中耳に異常がある伝音性難聴は、腎虚とは直接関係ありません。

 

 

 

 

 

内耳には、音波を電気信号に変換する有毛細胞があります。

 

 

これは蝸牛の内リンパに規則正しく4列に並んでいます。

 

 

外有毛細胞と内有毛細胞があり、音の調整をメインで行っているのが外、電気信号への変換をメインで行っているのが内だとされています。

 

 

 

そして、加齢によってこの有毛細胞は剥がれ落ちてきます。一度剥がれた有毛細胞は再生することはありません。

 

 

 

ですから、加齢による難聴が「治る」ことはありません。

 

 

 

腎虚とは加齢による生命力の低下もあれば、不摂生による過労や過度の性行為などによって起きるものもあります。

 

 

 

腎虚によって「腎精」という生命力のエネルギーが有毛細胞への供給を低下させると剥がれ落ちます。

 

 

 

 

あるいは、大脳の聴覚野にて音の認識・理解を行いますが、腎虚とは脳の萎縮を起こします。

 

 

 

つまり、腎虚によって聴覚野への萎縮や機能低下が起きると音の認識ができにくくなり、難聴になることもあります。

 

 

 

 

このように、腎虚とは難聴と言っても感音性難聴との関連であり、どんなに腎機能を補っても一度剥がれ落ちた有毛細胞が再生することはないので、加齢による難聴が「治る」ことはありません。

 

 

 

 

 

しかし、注意すべきなのは、

 

 

 

耳鼻科に行くとすぐに加齢によるものだと決めつけて、まともに患者さんと向き合おうとしない場合があるのも事実です。

 

 

 

 

高齢だからといって、必ずしもそれが腎虚による難聴とは限らないということをお忘れなく。

 

 

 

 

 

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