鍼灸サロンえのんの施術例

顔

顔面神経麻痺(ラムゼイハント症候群)

2023.08.18

病院での診断

顔面神経麻痺 ラムゼイハント症候群

これまでの経過

3週間前、右耳に帯状疱疹ができ、数時間もしないうちに右半分の顔が動かなくなった。自分の意思で動かす事ができず、食べる時も眠る時も口は動かず、目は閉じない状態。
病院の検査で、血液検査の結果と帯状疱疹ができているとのことからラムゼイハント 症候群と診断された。筋電図は10%を切っており重症だと言われショックを受けたとのこと。またステロイド、抗ウイルス薬で炎症を抑えることはできるが、麻痺に関してはやれることがないと医師に言われ、病院では改善は難しいのではと考え他の方法を探した。
ネットの情報で、「鍼灸がいいのではないか」と感じ、顔面神経麻痺を専門に見ている当院に相談に来られた。

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治療方針

右耳の帯状疱疹が続いており、痛みが続いているとのことだった。通常であれば10日ほどすると痛みは引くのだが3週間経った今でも炎症が続いてる感じた。
炎症が長引く原因として考えられるのは、血液の流れである。顔面部への血液の流れの改善、炎症を鎮める施術を行うようお伝えした。

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治療内容

顔とカラダのチェックをすると、炎症に関係する首筋のコリも顕著に見られてため、手の甲と足の甲のツボに鍼をした。
2〜3回目、繰り返し施術を行うことで、目が閉じられるようになってきた。
4〜7回目、口もとの動きも良くなり、ペットボトルから水も飲めるようになり、しゃべりもやすいとのこと。
10回目、日に日に回復しており見た目に気になるところが減ってきた。
週2回の施術を繰り返し行うことで麻痺がわからないまでに回復した。病院の先生にも「あれ?こんなに良くなって後遺症が残らなくてよかったね。」と驚かれていたとのこと。

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施術回数・頻度・期間

週2回

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