自治医大前鍼灸院の施術例

婦人科

【妊娠症例】41歳女性 BMI24 体外受精

2022.04.02

これまでの経過

【既往歴】
特記すべきことなし

【出産歴】
あり→X-4年出産

【当院来院前の病院での不妊治療歴】
1人目は人工授精にて妊娠、出産。
2人目不妊治療再開。AMH1.04ng/ml、月経3日目FSH10.7,LH2.7
人工授精7回→すべて陰性
体外受精 採卵1回→空砲

【現病歴】
出産後2人目挙児を希望。ご主人43歳(X-1年)、精液検査では異常なし
1人目が人工授精で授かったことから、人工授精7回行うも陰性。
体外受精にステップアップ。卵巣刺激はアンタゴニスト法。
採卵を行ったが空胞。もともと他院の不妊鍼灸を受けていたが、
当院に通院し妊娠された方からの紹介で当院へ来院。

【随伴症状】
肩こり、腰痛、足の冷え

【所見】
臍下斜め45度に硬結あり(両側)

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治療方針

【施術方針】

まずは採卵予定があることから、SL(スーパーライザー:低出力レーザー)を併用した育卵鍼灸を
週1回の頻度で施術を行う。その後は凍結胚移植とのことなので、胚凍結後は着床鍼灸へ切り替えた。
その間、肩こり、冷えなども適宜治療した。

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治療内容

【鍼灸前後の採卵の変化】
当院での鍼灸施術前は採卵できなかった(空砲)
鍼灸施術後の採卵では採卵数4個、そのうち胚盤胞2個凍結

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